ABOUT Kamaton's Story カマとんの誕生秘話
カマキリは古くから、「幸運をもたらす存在」「神の使い」として
縁起のいい生き物として親しまれてきました。
☆道を切り開いて問題解決へと導いてくれる
☆拝み虫と言われ、幸運の訪れを意味する
☆ギリシャ語で「マンティス」といい「預言者」という意味があります。
☆古代ギリシヤでは、「良い未来をもたらす拝み虫」といわれ幸運で縁起が良い。
☆一度にたくさんの卵を生むことから、「子宝の象徴」として将来子宝に恵まれるという意味があります。
*店主カマキリのオブジェと出会う*
御影にある先輩居酒屋さんで、カマキリのオブジェをお店に飾ってあった物を見つけました。
先輩に聞くと、新開地の看板屋さんにもらった物で、その看板屋さんは、新聞紙でカマキリのオブジェを作って、
自分が気に入った店において回ったとの事。
なんでカマキリなんかな?
「こられたお客様を掴んで離さへん!そんな接客、サービスをしなさい」そういう意味があるそうです。
お客様がまた来てくれるように、お客様の心を掴んで離さない。
そういう接客やサービスを提供し、商売繁盛になりますようにとの願いが込められているそうで、
『入り口に向けて飾るように』と気に入ったお店や応援しているお店にカマキリのオブジェを作って置いて回ったそうです。
*店主カマキリ文化の継承*
ゲン担ぎが大好きなSHIRASU店主
カマキリのオブジェに込められた思いや、エピソードが気に入って、カマキリを作って下さいとお願いをしました。
コロナ禍もあり、時間が出来たので御影の先輩の店に行って、
カマキリ下さいの話はどうなっていますか?まだ貰えないですか?と尋ねると、
カマキリを作っていたお父さんが亡くなったので、作ってもらうことが出来なくなったとの事でした。
招き猫とか、たぬきとか、ビリケンさんとか、縁起物の文化が、神戸でも出来ると思っていたのに、無くなってしまうのがすごく残念で。
どうしても嫌やって感情が強くなってきました。
そこで、家族さんに連絡してもらって、あのカマキリオブジェを作ったらダメですか?と聞いてもらいました。
そうしたら、全然いいよって、父のやっていたことを継承してくれるというか、
同じようにやってくれるのだったらって嬉しいですと言って頂けたので、そこから活動は始まりました。
*制作開始!思った以上に難航*
そこから制作が始まるのですが、中々うまくいかなくて・・・
まずは、ルアー作っている知り合いと共同で試作を開始しました。
3Dプリンターを使ってみましたが、家庭用の3Dプリンターだと出来上がったカマキリがすぐに壊れてしまうので、
10万くらいの3Dプリンターで製作すると、ある程度よく出来るけど、色を塗ると塗装が原因で足が取れたり・・・、もうめっちゃ難しくて。
3Dプリンターだと、出来上がったものを磨かないと行けない手間もあるし。
なんだかんだで1体作るのに8時間ぐらいかかったりして、これじゃ量産出来ないので、
次は特殊メイクのアーティストしてる知り合いに協力してもらいました。
3Dプリンターのデータを送って、中に針金とか入れて再現してもらいましたが、この作業を仕事で受けると結構な金額になるとのこと。
まあ、すごい手間がかかるので、そりゃそうですね。
それで企業に依頼することも考えて、色々当たりましたが、高くて!
1体で5万円ぐらいしてしまうので、やっぱり自分で作らないとなと思っていましたが、
コロナが明けて忙しくなってきたので、なかなか進まず・・・
そうしていると、久しぶりに店に来てくれたお客様が、WEB検索で見つけていた会社で働いてた~っと大盛り上がり!
実はカマキリオブジェの制作の企業を探しているときに、WEB検索で1番に出てきた会社の方でした。
ダメ元で聞いたら会社で相談してくれて、受けてくれることになりました。
ただ、金額が想定外で、他県の業者も紹介してくれたんですけど、
塗装とか他の作業はこちらでするし、神戸発祥のものやから、神戸で作りたいって無理をお願いしたら、
ちょっと上に取り合います。言ってくれて、皆様の協力により、なんとか想定内におさめることが出来ました。
*商売繁盛のシンボルへの仕上げ*
復興という意味も含めたくて、出来上がった100体を持って生田神社でご祈祷してもらいました。
これをみんなが置くことで、『商売の底上げに貢献できたら!』『いいことが起こってくれたら!』
の願いを込めてお世話になった方たちに配りに行きます。
*これを神戸で広めたい!*
今後は、この商売繁盛のシンボルを神戸から広めたい!!
カマキリは古くから「幸運をもたらす存在」「神の使い」として縁起のいい生き物として親しまれてきました。
このカマキリのオブジェ『カマとん』を神戸から世界に広めていきたいです。
『カマとん』は焼肉SHIRASUにいますよ! 焼肉食べに、カマとんに会いに来て下さい!